社会不安障害でも恋愛はできる 彼女・彼氏も簡単にできる
社会不安障害、対人恐怖症と恋愛
普通の人間はなんにも障害がなく、異性と話せていいな、カップルになれていいな、それに比べて自分は…と劣等感を持ちがちですが、その気持ちなんかでは恋愛はできません。
これさえなければ、なぜなった、自分だけ…と何度自分のことを罵り嘆き悲しんできたかわかりません。
ですが、社会不安障害だからといって、生きていかなければならない現実はあります。
じゃあ、いくら社会不安障害だといって逃げ続けて一生を終えたいですか?
恋愛も好きなこともできず、一人だけの世界で生きられるとは、誰もが思っていないはず。
今は逃げ場があるかもしれませんが、そんなものは一時的なものです。
社会不安障害だろうと、社会で生きていかなくてはいけない、過酷な現実からは目を背けられません。
社会不安障害克服には恋愛が一番
それには恋愛が一番です。
愛だの好きだのはとても気持ちが高ぶりますし、生きていてよかったと実感できる最高の場が恋愛です。
それが一番まずい考えです。
その考えこそが、社会不安障害そのものよりもやばいです。
社会不安障害がそういう考え方にしてしまったという捉え方はできますが、だからといって、今後恋愛するためには「社会不安障害の自分でも恋愛はできる」という思考にならなければ駄目です。
ハンデがあるとは思わない、ハンデがあっても行動する
そして、普通の人よりはハンデがありましたが、それでも恋人ができましたし、とても楽しい恋愛ができました。
もし僕が「まだまだ普通になっていないのに恋愛するのはだめだ、できっこない」と思っていたら、絶対に恋人はできなかったでしょう。
そして社会不安障害の治りも著しく遅れていたと思います。
社会不安障害が治ってから恋愛しよう←最悪の考え方
だから恋愛なんて無理だと諦めているかもしれませんが、人と付き合っても疲れなくなる訓練に恋愛にチャレンジしてください。
ただし高望みは絶対にしないこと。
それが悩みの原因になって、さらに悪化させるやばいエネルギーですが、まずはどんな人でもOKで、とにかく恋人を作ることに徹してください。
うまく自分を出せずに失敗することは常です。
だから、最初は絶対に容姿、性格問わずに、誰でもいいからアプローチしてください。
最初から完璧に行かなくていい。その途中途中で成功体験を小さく積み重ねる
小さな成功体験がとても重要です。
その成功体験と自信が大事です。
本当に誰でもいいので、自分の好みなんて考えずに、とにかくカップルになれるような人を見つけてください。
今は出会いの場はいくらでもあるので、行動を起こしてください。
出会いの場を見つけない人間は、一生どんなに魅力的な人でも恋人はできませんから。
逆にあえて、そういう人にアプローチしてください。
本命の理想の人と付き合うには、そこから始めないと一生できません。
一人孤独に、恋愛の素晴らしさ、楽しさ、喜びを知らないまま生き続けることを考えたら、その恐怖を糧にして行動してみてください。
プライドが高いのに、プライドが満たされない一生は嫌なはずです。
相手と自分の立場にすると、自分が優位になるような人にしてください。
理想の人だと、何にも話すこともできずに玉砕するだけですから。
自信をもっと失うし、孤独でもいいと人生をすねてしまうことになります。
恋愛経験が少ない人ほど、うまくいった経験もないと同時に、うまくいかない経験値もないため(恋愛の達人と言われる人は失敗体験のほうが圧倒的に多いわけです)、想像の中で恋愛がうまくいかなければならないという妄想を抱いてしまいがちです。
最初から完璧に行くわけがないし、いちばん重要な点は100%落とせなかったけれど、今日は手をつなぐことができた、デートに誘うことができた、という途中経過の成功体験だけを拾うことです。
恋愛の達人も、100%うまくいっているわけではないので、自分を卑下する必要はありません。
とにかく恋愛に対する認知の歪みを正していくことも大事です。
まずは絶対に自分が主導権をもてそうな相手にプローチ
決して相手を高く見てしまう対象には近づかないこと。
まだ早いです。
ですが、成功体験を積み重ねていくと、仰ぎ見るような人でも同じようにアプローチできるようになるので、まずは積み重ねていってください。
たった一人に執着したら駄目です。
恋愛はゲームだと割り切ってください。
純愛をしたい人も、本当に純愛をしたかったら、最初はゲームのつもりでやってください。
人生はゲーム、恋愛もゲーム。真剣にやる必要はない、軽く軽く
罰ゲームじゃありません。
一番胸躍る楽しいゲームは恋愛です。
そういう軽い気持ちで臨んでください。
その積み重ねが自信の積み重ねであり、決して本を読んだだけでは一生獲得できない成功体験を得られます。
告白してフラレても、デートを承諾してもらった成功体験だけを拾ってください。
けっして恨んでストーカーになったりしないでください(笑)
あなたには別の恋愛対象者が山ほどいるわけですから。
身だしなみだけはきちんと
不潔な人間は人格や性格の前に切られます。
身だしなみに無頓着な人に恋愛をする資格はないと言っておきます。
恋愛が苦手な人は身だしなみがなっていない人が多いと思います。
逆にどんなに顔がまずくても、清潔な格好をしている人は好まれますよ。
自分自身をちゃんと見つめ直しましょう。
質よりも量
その人とは長く付き合う必要ないですし(理想のカップルだろうが結局別れているのが世の常です)、次へ次へと相手にアプローチしてください。
そうなると、恋愛は簡単かもしれないと思い始めるかもしれません。
社会不安障害の恋愛は難しいという認知の歪みに気づくこと
どんな小さな成功体験でも積み重ねていくことで、恋愛は意外に簡単かもと思うことが、さらにいい恋愛につながる唯一の道だと僕は思います。
やっぱり言われたとおりでしたし、社会不安障害でも人並みに恋愛はできるんだという自信が、次のステージに自分を引き上げてくれたと思います。
行動を起こそう。億劫でも歩み続ける覚悟が大事。行動した以上の喜びがある
そして恋愛が苦手な人は、認知の歪みが必ずあります。
そして何より行動しません。
しかも社会不安障害だのコミュ障だのを理由に動かないから、どんどん社会不安障害が深刻化してしまうことにも気づく必要があると思います。
脅しではなくて、僕が行動しなければ、そうなっていた確信があるからです。
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