岩波先生のプログラム経験者向け トランス呼吸法 もうひとりの自分との対峙と乗り越えなければいけない壁
(岩波先生の各プログラム経験者向けの話です)
トランスストレッチ法でもトランス呼吸法でも感じること、まどろむこと、どうでもいいという一種の諦めというものが大事です。
呼吸法では特に息を吸って息を吐くという流れの中で、吐く時こそがとても重要です。
息をゆっくりとはぁ~と吐いていく時、うまくいく人はそのままずっと心地よく沈み込む感覚になると思います。
ずーっと沈んでいく心地よさ、それをそのまま味わえるようになると、もっと上の変性意識状態に入ることができます。
でもそううまくは行きません。
沈み込む感覚を必ず止めてしまうもう一人の己が出てくるからです。
これこそが自意識や防衛本能と言われるもう一人の己で、とにかく邪魔くさいやつです。
せっかくいい感じでいきそうなのに、どうしても堰き止めてしまうんですね。
この壁にぶちあたっている人も多いと思いますが、まさに「緩んじゃいけない、そうしたら自分の身を守れなくなる」という、無意識の防衛本能です。
よくよく考えたら、別にずっと体が緩んでフワーッとした極上の意識体感になることはとてもいいことなので、防衛する必要なんてないんですが、人間って気を抜いたらやばいというものがあるのでしょうね。
野生の本能からきているものなのかもしれないけれど、もっとやばいと思うことは、今まで気を抜くことに慣れていない人生を送っていたということです。
まさに呼吸法で自分の人生に直面してしまいます。
それを乗り越えないと悩みを克服することはないかな、と僕は個人的体験からそう思っています。
結果論から言えば、力を抜いて生きられる人は、別に危険な目に合っていないということです。
ガチガチに己を守る人ほど、ちょっとした刺激にも敏感になり、神経も体のこりもガチガチになって自分を守るどころじゃなくなり、心が休まる時間がなくなってしまうのです。
そして能力を発揮する一番の条件は、力を抜けることができる人だと僕は痛感しました。
受験勉強をしてきて一番の本番は試験です。
そこでガチガチになって、普段の実力を発揮できない人もいれば、成績以上の学校に入れる人もいるわけで、それは力の抜け具合です。
適度な緊張感ももちろん能力発揮にとても大きく作用しますが、体が固い人は適度な緊張ではなく、抱えきれない緊張となって、頭を真っ白にさせてしまいます。
トランス呼吸法をゆっくりと弱くやると、初めて自分がどういう人間かわかるはずです。
どうしても力が抜けていきたいのに、それを止めてしまうのであれば、今後も力を発揮しづらい自分として生きなければいけないと思います。
では、それをどう乗り越えていくのかという話になります。
緩みの想像をして呼吸法で息をゆっくり吐いていく時、邪魔をしてくる自分がいるけれど、それでもやり続けるしかないと思います。
量をとにかくやり続け、特に連続してもうひとりの自分が音を上げて、解放させてくれるまでやり続けることです。
呼吸法はコツを掴んで質を高めることも大事ですが、邪魔をしてくる己を克服するには、量で攻略するしかないと思います。
マジでうざったいし邪魔でしょうがないと思うことでしょう。
緩みたいのに緩みを止められるなんて不快です。
どうにかうまく抜けたいと思っていると、理性を使い出します。
そして体が固まっていきます。
その悪循環にはいらないためには、もう一人の邪魔をしてくる人間が己の心にいる中でも呼吸法を続けるしかないです。
できればストレッチをたくさんしていい感じの疲労感でゆっくりの呼吸法をやるのもいいと思います。
とにかく打ち消そうとしないことです。
今更ずっと気を抜いちゃいけないと自分を守ってきた己の分身です。
いくら知恵を使って打ち消そうとしても無駄ですし、逆にイライラするだけです。
そいつがいようが呼吸法をやり続ける度量をもってください。
そいつを受け入れる器を心のなかに作ってください。
いちいち構わないで、やることだけをやってください。
「僕を守ってくれているのか、ご苦労さん」というぐらいの余裕でやってください。
そして量をこなし、いつの間にか心がそいつに構わなくなった時、次の深い感覚の世界に入れるはずです。
今まで呼吸法は色々なことを教えてくれるようなことを書いてきた思いますが、まさに僕がどういう存在でどういう人生を送ってきたか、発見させてくれます。
もう一人の己を乗り越えられたら、防衛本能も薄まり、抑圧を抜け出て、暗示もプラス方向に入れるようになるでしょう。
(岩波先生のプログラムを経験していない人が呼吸法を独力でやろうとしても、強い変性意識には入れないので、ご自分一人で取り組まないほうが良さそうです)
トランスストレッチ法でもトランス呼吸法でも感じること、まどろむこと、どうでもいいという一種の諦めというものが大事です。
呼吸法では特に息を吸って息を吐くという流れの中で、吐く時こそがとても重要です。
息をゆっくりとはぁ~と吐いていく時、うまくいく人はそのままずっと心地よく沈み込む感覚になると思います。
ずーっと沈んでいく心地よさ、それをそのまま味わえるようになると、もっと上の変性意識状態に入ることができます。
でもそううまくは行きません。
沈み込む感覚を必ず止めてしまうもう一人の己が出てくるからです。
これこそが自意識や防衛本能と言われるもう一人の己で、とにかく邪魔くさいやつです。
せっかくいい感じでいきそうなのに、どうしても堰き止めてしまうんですね。
この壁にぶちあたっている人も多いと思いますが、まさに「緩んじゃいけない、そうしたら自分の身を守れなくなる」という、無意識の防衛本能です。
よくよく考えたら、別にずっと体が緩んでフワーッとした極上の意識体感になることはとてもいいことなので、防衛する必要なんてないんですが、人間って気を抜いたらやばいというものがあるのでしょうね。
野生の本能からきているものなのかもしれないけれど、もっとやばいと思うことは、今まで気を抜くことに慣れていない人生を送っていたということです。
まさに呼吸法で自分の人生に直面してしまいます。
それを乗り越えないと悩みを克服することはないかな、と僕は個人的体験からそう思っています。
結果論から言えば、力を抜いて生きられる人は、別に危険な目に合っていないということです。
ガチガチに己を守る人ほど、ちょっとした刺激にも敏感になり、神経も体のこりもガチガチになって自分を守るどころじゃなくなり、心が休まる時間がなくなってしまうのです。
そして能力を発揮する一番の条件は、力を抜けることができる人だと僕は痛感しました。
受験勉強をしてきて一番の本番は試験です。
そこでガチガチになって、普段の実力を発揮できない人もいれば、成績以上の学校に入れる人もいるわけで、それは力の抜け具合です。
適度な緊張感ももちろん能力発揮にとても大きく作用しますが、体が固い人は適度な緊張ではなく、抱えきれない緊張となって、頭を真っ白にさせてしまいます。
トランス呼吸法をゆっくりと弱くやると、初めて自分がどういう人間かわかるはずです。
どうしても力が抜けていきたいのに、それを止めてしまうのであれば、今後も力を発揮しづらい自分として生きなければいけないと思います。
では、それをどう乗り越えていくのかという話になります。
緩みの想像をして呼吸法で息をゆっくり吐いていく時、邪魔をしてくる自分がいるけれど、それでもやり続けるしかないと思います。
量をとにかくやり続け、特に連続してもうひとりの自分が音を上げて、解放させてくれるまでやり続けることです。
呼吸法はコツを掴んで質を高めることも大事ですが、邪魔をしてくる己を克服するには、量で攻略するしかないと思います。
マジでうざったいし邪魔でしょうがないと思うことでしょう。
緩みたいのに緩みを止められるなんて不快です。
どうにかうまく抜けたいと思っていると、理性を使い出します。
そして体が固まっていきます。
その悪循環にはいらないためには、もう一人の邪魔をしてくる人間が己の心にいる中でも呼吸法を続けるしかないです。
できればストレッチをたくさんしていい感じの疲労感でゆっくりの呼吸法をやるのもいいと思います。
とにかく打ち消そうとしないことです。
今更ずっと気を抜いちゃいけないと自分を守ってきた己の分身です。
いくら知恵を使って打ち消そうとしても無駄ですし、逆にイライラするだけです。
そいつがいようが呼吸法をやり続ける度量をもってください。
そいつを受け入れる器を心のなかに作ってください。
いちいち構わないで、やることだけをやってください。
「僕を守ってくれているのか、ご苦労さん」というぐらいの余裕でやってください。
そして量をこなし、いつの間にか心がそいつに構わなくなった時、次の深い感覚の世界に入れるはずです。
今まで呼吸法は色々なことを教えてくれるようなことを書いてきた思いますが、まさに僕がどういう存在でどういう人生を送ってきたか、発見させてくれます。
もう一人の己を乗り越えられたら、防衛本能も薄まり、抑圧を抜け出て、暗示もプラス方向に入れるようになるでしょう。
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