暗示について
岩波's神経症克服プログラムでは、暗示が重要な役割を果たします。
先生による他者暗示も重要ですが、
他者暗示とは自己暗示でもあります。
自己暗示力を強くすれば、神経症の克服だけではなく、これから何をやるにしても、
強くなったり、モチベーションをあげたり、へこたれない自分にすることができます。
いままでは、どこかで絶えず(怖いですよね)マイナス暗示が自分にかかっていたと思います。
暗示は言葉だけの世界じゃなくて、以下に自分が受け取るかと言うことですので、
傷つくことやショックなことがあると、「自分はダメだ」「なんでうまくいかないんだろう。俺だけうまくいかないんだ」なんて勝手に暗示をかけています。
暗示は感情的な状態の時に一番深くかかります。
岩波先生のトランス状態(変性意識・無意識状態、及びその余韻)のとき、まさに感覚的、感情的ですよね。
感情的というのも楽しいとき、悲しいとき、怒りがこみ上げてくるときなどなどあります。
とにかくメンタルブロックが外れて、暗示がかかりやすい状態です。
通ったことがある人ならわかるけれど、まさに暗示がかかっていますよね。
話を戻しますと、マイナス暗示がかかるときって、感情的にショックなとき、悲しいとき、落ち込んでいるときです。
僕の人生を振り返っていても、みなさんの時も思い返していても、悪い感情の時に極端に勝手に暗示にかかって、より生きにくくなっていると思います。
だからプラス暗示においても、知恵の世界ではなく、感覚と感情の世界で聞くことを心がけましょう。だから、よく岩波先生が「バカになった方がいい」といいますが、まさにそのとおりです。
意味をくれぐれも取り間違えないようにしてください。
バカになるとは、一般にいう馬鹿ではなく、見返りを求めず、ただ黙々と一心不乱にそれに取り組むことです。意義を見いだしてはいけません。
よくボクシングバカとか釣りバカとかいいますよね。その意味でのバカですね。
一心不乱になんてできない! 雑念だらけだからという人もいます。雑念だらけでもとにかく暗示を聞きまくるという「バカ」だけはもってください。
バカになるということは、つまり知恵を使っていない状態だから、感情と感覚の世界への道が開き安いんですね。そこで更に自分を追い込んでいけばいいわけです。
ただきれいに取り澄まして、聞くなんてことはやらない方がいいです。
暗示は「思いこみ」でもあるので、強く自分に言い聞かして聞いてください。
強く暗唱したり、環境によって声を出してやってもいいと思います。
リズムに合わせて体や手足を反応させても効果的です。
寝る態勢でやらない方がいいです。
あと、常に暗示に聞いているかな? とチェックしないこと。
そこが小狡い考えが一番発生しやすいところなんですが、「バカになる」のは
ずっと貫いた方がいいです。
「バカになる」ことを覚えたら、かなり生きやすくなりますよ。
頭がいい人、知恵が(病的に)すごく働く人が悩むので、いまさらバカになってもいいですよ!
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