岩波先生のプログラム経験者向け トランス呼吸法 もうひとりの自分との対峙と乗り越えなければいけない壁
トランスストレッチ法でもトランス呼吸法でも感じること、まどろむこと、どうでもいいという一種の諦めというものが大事です。
呼吸法では特に息を吸って息を吐くという流れの中で、吐く時こそがとても重要です。
息をゆっくりとはぁ~と吐いていく時、うまくいく人はそのままずっと心地よく沈み込む感覚になると思います。
ずーっと沈んでいく心地よさ、それをそのまま味わえるようになると、もっと上の変性意識状態に入ることができます。
でもそううまくは行きません。
沈み込む感覚を必ず止めてしまうもう一人の己が出てくるからです。
これこそが自意識や防衛本能と言われるもう一人の己で、とにかく邪魔くさいやつです。
せっかくいい感じでいきそうなのに、どうしても堰き止めてしまうんですね。
この壁にぶちあたっている人も多いと思いますが、まさに「緩んじゃいけない、そうしたら自分の身を守れなくなる」という、無意識の防衛本能です。
よくよく考えたら、別にずっと体が緩んでフワーッとした極上の意識体感になることはとてもいいことなので、防衛する必要なんてないんですが、人間って気を抜いたらやばいというものがあるのでしょうね。
野生の本能からきているものなのかもしれないけれど、もっとやばいと思うことは、今まで気を抜くことに慣れていない人生を送っていたということです。
まさに呼吸法で自分の人生に直面してしまいます。
それを乗り越えないと悩みを克服することはないかな、と僕は個人的体験からそう思っています。
結果論から言えば、力を抜いて生きられる人は、別に危険な目に合っていないということです。
ガチガチに己を守る人ほど、ちょっとした刺激にも敏感になり、神経も体のこりもガチガチになって自分を守るどころじゃなくなり、心が休まる時間がなくなってしまうのです。
そして能力を発揮する一番の条件は、力を抜けることができる人だと僕は痛感しました。
受験勉強をしてきて一番の本番は試験です。
そこでガチガチになって、普段の実力を発揮できない人もいれば、成績以上の学校に入れる人もいるわけで、それは力の抜け具合です。
適度な緊張感ももちろん能力発揮にとても大きく作用しますが、体が固い人は適度な緊張ではなく、抱えきれない緊張となって、頭を真っ白にさせてしまいます。
トランス呼吸法をゆっくりと弱くやると、初めて自分がどういう人間かわかるはずです。
どうしても力が抜けていきたいのに、それを止めてしまうのであれば、今後も力を発揮しづらい自分として生きなければいけないと思います。
では、それをどう乗り越えていくのかという話になります。
緩みの想像をして呼吸法で息をゆっくり吐いていく時、邪魔をしてくる自分がいるけれど、それでもやり続けるしかないと思います。
量をとにかくやり続け、特に連続してもうひとりの自分が音を上げて、解放させてくれるまでやり続けることです。
呼吸法はコツを掴んで質を高めることも大事ですが、邪魔をしてくる己を克服するには、量で攻略するしかないと思います。
マジでうざったいし邪魔でしょうがないと思うことでしょう。
緩みたいのに緩みを止められるなんて不快です。
どうにかうまく抜けたいと思っていると、理性を使い出します。
そして体が固まっていきます。
その悪循環にはいらないためには、もう一人の邪魔をしてくる人間が己の心にいる中でも呼吸法を続けるしかないです。
できればストレッチをたくさんしていい感じの疲労感でゆっくりの呼吸法をやるのもいいと思います。
とにかく打ち消そうとしないことです。
今更ずっと気を抜いちゃいけないと自分を守ってきた己の分身です。
いくら知恵を使って打ち消そうとしても無駄ですし、逆にイライラするだけです。
そいつがいようが呼吸法をやり続ける度量をもってください。
そいつを受け入れる器を心のなかに作ってください。
いちいち構わないで、やることだけをやってください。
「僕を守ってくれているのか、ご苦労さん」というぐらいの余裕でやってください。
そして量をこなし、いつの間にか心がそいつに構わなくなった時、次の深い感覚の世界に入れるはずです。
今まで呼吸法は色々なことを教えてくれるようなことを書いてきた思いますが、まさに僕がどういう存在でどういう人生を送ってきたか、発見させてくれます。
もう一人の己を乗り越えられたら、防衛本能も薄まり、抑圧を抜け出て、暗示もプラス方向に入れるようになるでしょう。
(岩波先生のプログラムを経験していない人が呼吸法を独力でやろうとしても、強い変性意識には入れないので、ご自分一人で取り組まないほうが良さそうです)
トランス呼吸法の前にやるストレッチ法で重要なこと
『呼吸』とはトランス呼吸法とか岩波呼吸法と言われるものですが、これをなめてはダメです。
ただし上級者にならないと呼吸の実感はなかなか得られないですし、また変性意識に入れるアベレージも低いため、やっていてそれがなんの意味があるのか疑問に思う方もいるでしょう。
求めていてはダメ、ということはさんざん他の方々も書いていることですが、脳がゆるみの条件付けができている人ならば、求めないからこそ勝手に極上のリラックス感とすごい意識感覚があっちからやってくるものです。
だから、無理にある意識に入ろう、なってやろうということが一番ダメなことなんですね。
で、意識的に求めるのではなく、感じることが大事になってきます。
呼吸法も知恵や意図を働かせてやるのではダメですが、感じる脳になっていればそうする必要がなくなります。
ただ感じて息を吸って吐くだけで極上の変性意識には入れてしまいます。
では、その訓練を教えたいと思います。
岩波先生はよくストレッチはただ漠然とやっていたらダメ、と言っていました。
緊張を拾って、解放感を脳に味合わせることが目的なんだ、とも。
ストレッチをやると聞いて普通のストレッチのやり方をやっていたらダメです。
なんの意味も持ちません。
解放感をとにかく脳に味合わせることが大事です。
ただし無理につっぱりや負荷の部分を強引に強く作るのは筋肉を傷めます。
それなりに感じられる強さで大丈夫だと思います。
早く良くなりたい人はガンガンやってしまうので注意。
あくまで重要なのは、そこからの解放感とまどろみです。
そこを目を閉じて感じてください。
もうそのまどろみの世界の中で入り込んでしまっても大丈夫です。
想像力がある人はそれが得意なはずです。
または岩波先生の誘導法ですごい感覚を体験した時の余韻を思い出してもいいです。
そのまどろみの中にどれだけ脳を浸らせることができるかが大事になります。
それは感じる、ということです。
呼吸法も同じです。
感じるって、意図とか知恵とかそういう世界ではないですよね?
逆に意図とか知恵で何とかしている時、まず変性意識世界に入ることはありません。
変容するところからどんどん自分の心が遠のいてしまい、残るのは疲労感だけです。
ストレッチをただのストレッチではなく、もっと潜在意識に働きかけるためにやっているという強い認識のもと、これからストレッチにも頑張ってみてください。
感じる、味わう、まどろむ、これを豊かにすればするほど、呼吸法も上手くいくし、岩波先生の潜在意識処理法も圧倒的な効果を味わえることになるでしょう。
想像力は悪いことだけに発揮しないで、脳の緩みを引き出すために是非活用してください。
たくさんの特殊な呼吸法が生み出されているそうですね
昔と比べて、体が固い人でも、条件さえ合えばあっという間に意識を飛ばせるようになったりとか、
変性意識が強まったりとか。
岩波先生の呼吸法にはいろいろな種類があって、今もどんどん増えてきているけれど、
一番自分にしっくり来る方法が一番だと思います。
なぜなら、自分のリズムと感覚は、他人とは違うからです。
いろいろと試した上で、一番いけそうな呼吸法をバンバンしていったらいいと思います。
で、マンネリしそうになったら、別のものに切り替えて、リフレッシュしたり。
変化をつけてやっていくことが一番!
人がいるところでは、弱い呼吸をやったり、短期間で勝負したい時は強く吐き出すことをやったり。
それとやっぱり気持が大切です。
どんなにすごいトランス呼吸法と言っても、やっている人間の気持ちがなかったら意味がありません。
これはあらゆる呼吸法に言えることです。
気持さえあれば、テクニックなんかいらないんですよ。
細かいコツとか気にしすぎる人は、気持がどっかいっちゃっている可能性があります。
だから、惰性が一番の敵だということですね。
岩波先生から授かったトランス呼吸法の体感度合い
喫茶店でネットブックから打ってます。ちょい休憩中です。最近は無線LAN対応のところが増えていい環境になってきました。新幹線でも完全に無線LANに対応してくれれば、出張も数時間暇な思いをしなくてすみます。
出張に限らず、長時間乗り物に乗らなくちゃいけない時、暇をもてあます時があります。
僕は今でもそんな暇な時間にゆっくりの呼吸法をしています。
時間もつぶせるし、家でやるよりスムーズによい呼吸が吐ける(気負いがないからですかね)。
超リラックス状態であっという間に新大阪、東京駅ということもよくありました。
そこから電車に乗り換えるのがもうおっくうなくらい浸りきっていました。
夜行バスでも使えるかもしれませんね。
ゆっくりの呼吸法は雑念にとらわれやすい、別のことをふと考えていることが多いし、ちょっと変性に入るにはコツがいると思います。
だから、そのコツを掴んでおいた方が、暇な時間をつぶせます(笑)
人によってはトランス呼吸法とか言われている岩波先生の教えてくれる呼吸法だけど、やり方によって変性意識の体感が全然違います。
ゆっくり呼吸は、インパクトはないですが、すーっと入っていく、落ちていくような感覚です。さらに進めていくと、迫力がある変性状態に変わってきたりして、宇宙遊泳状態、無重力状態のような感覚になったり、ずっと落ちていくような感じにもなりました。
ゆっくりの呼吸のコツは、自分なりにとにかく全身の力をぐったりさせて、「呼吸さん、どうにでも自分をしてくれ」と投げやりな、でもちゃんと呼吸に向き合うという二律背反的な感じでやるとよかったですね。
その思考がピタッとはまった時、すーっと変性意識に入ることができています。
もし手足に力が入っているなと思ったら、右手、左手、右足、左足と一つ一つ意識を向けて力を抜かせていきます。どうにも緩めることができない時は、逆に思いっきり力を入れて、一気に弛緩させましょう。落差で緩んでくると思います。
通う前なんか呼吸法のことなんか全然知らなかったけど、岩波先生の超神技を最大限引き出すために、悩み克服のためにやりこんだら、今では呼吸法についても自信が出てきました。
偉そうにブログに呼吸法のことを書けるのも自力での変性意識になれる自信がついてきたからだと思います。
でも、本質的に呼吸法で楽になってやろうとか、それでどうにかしようと思わない方がよかったような。
呼吸法の達人も、岩波先生もみんな口をそろえていっていますよね。
一度、目的を捨てることからすべてが始まるという、奥が深い哲学的な、でもすごく単純明快な考え方だけでいいんです。
呼吸法が深まるってことは、暗示、自分への言い聞かせが可能になる。っていうことは、どんな逆境にもへっちゃらで乗り越えられるって言うことです。これは大きな自信に僕はなっています。
世の中に怖いものなんかない。怖さを作り出しているのは自分自身(と自分の経験してきたルーツ)に過ぎないのだと。
それが解ってから、僕の神経症(対人恐怖症が主です)がみるみる改善していきました。
心からの納得、言い聞かせが効いたからです。
今不安で溜まらない人、恐怖や緊張で身動きが取れなくなっている人も、大丈夫です! 可能なことです。壁は高くないです。やり遂げられます!
では!
岩波トランス呼吸法など(雑念への対処法)
一人一人に返信を出すよりも、ブログに呼吸法のやり方のコツを書いていきます。
ゆっくりの呼吸法が苦手な人が多いと思います。僕はゆっくりの呼吸法でトランスを感じられるようになったので、変性意識に入るために強い呼吸法じゃなきゃいけないわけじゃありません。時々、変化をつけながら、ご自分が一番しっくりくる呼吸法をやって下さい。型にはめることはありません。ご自分が一番調子の合うやり方こそが「型」です。
でも、雑念が邪魔して、ゆっくりの呼吸を長くやり続けると苦痛になるという人もいるので、そういう人こそ強い呼吸法をやるのがいいかもしれません。
ということで、今日は「雑念」「煩悩」「マイナス思考」といった邪魔になってしまうことについて書いていきます。僕も煩悩の塊でした。それらがあるってことは苦痛です。でも、考え方一つと「覚悟」をちょっと持つだけで突破できます。
雑念という問題は、悩みを抱えている人はもちろんのこと、普通の人が座禅をやっても必ず問題になります。避けて通れない障害です。雑念への対処法を間違えてしまうと呼吸法そのものが苦痛になったりするので、今回は雑念への対処法を経験から書いていきます。
雑念がない状態を目指すこと自体諦めて下さい。
楽していきたいという人間ほど、どうにかして雑念をゼロにしようとして、よけい雑念を呼び起こしてしまいます(笑)←これ、昔の僕のことです。
雑念にはいろいあって、不安や悩みに苛まれたり、明日の仕事のことが気になったり、エッチなことを思い浮かべてしまったり、とにかく考えずにいられない人ならば、なんでもいいので呼吸法の時も考えてしまう癖があったりします。
でも、本当に雑念がない方がいいのだから、そういう自分が嫌になります。だから雑念を必死で打ち消そうとします。
もうその時点で雑念は消せません。
完璧主義者の人が雑念をゼロにしようとして努力してしまい、焦って完璧にいかない自分が情けなくなるのもこういうことでしょう。
ここで自分のことを顧みて下さい。これって、普段の日常からしていませんか?
邪魔になることをゼロにしようと頑張っても、その努力に報われずますますマイナス思考に襲われてしまう。これを呼吸法の最中にしてしまっているわけですね。
呼吸法はたくさんのことを僕に教えてくれました。呼吸法がすんなりいかない人は、普段日常生活でも、まったく同じ非効率的な生き方をしてしまっています。僕はそれを気づくことができました。
雑念を打ち消す努力がますます雑念を呼び起こすならば、その努力を放棄した方が早いです。
ここでちょっと「覚悟」というものが必要になります。
雑念(マイナス思考など)が嫌だから、なくしたい。だから努力しているのに、そんな不都合な状態を打ち消す努力を放棄するなんて、やっぱり嫌です!
だから「覚悟」が必要になります。
雑念があってもいいという状態を目指した方がやっぱりいいのです。苦痛をも自分は受け入れるという覚悟です。
その壁を突破した人が、更に次の高いグレードへと進むことができます。
雑念があっても、その気持ちでいると雑念にとらわれていない一瞬が必ず来ます。そのときは呼吸法が非常にスムーズに行きました。でも、雑念を受け入れてでもとにかく呼吸法を馬鹿になってやるからこそ、そういう瞬間に到達できるわけです。その瞬間が長くなればなるほど、呼吸法によって変性意識状態に入れていると言うことになるでしょう。その心地よさは、雑念や自意識をもどんどん減らしていってくれます。そうなると、苦痛であった雑念がない状態が一応到来します。
ちょっと遠回りだと感じるかもしれませんが、これが一番の近道です!
ある程度の雑念というものは「真剣に呼吸法に取り組む」ことだけで消せます。だから、惰性では呼吸法をやると難しいです。
でも、気合いを入れすぎて雑念をゼロにする努力をすることは、非効率的になります。
だから、雑念への取り組み方を知った方がいいです。
神経が図太い人は(岩波先生のような(笑))、雑念があろうが心配事があろうが目の前のことだけをやるだけだという信念を持っています。どうでもいい、関係ない! という気持ちです。
自分に不都合な状態をも受けいれて、飲み込んでしまうくらいの気概で呼吸法に励んで下さい。
必ずいい結果に結びつきますよ。
僕もそれらをわかるようになってから、上達しましたから。
結局、「馬鹿になってやれ」という先生のよく仰る言葉につながってくるわけですね。
Tag : コミュニケーション能力対人恐怖症会話の格闘術トランス呼吸法岩波英知先生神経症メンタルヘルス社会不安障害ドリームアート人間関係
岩波先生のトランス呼吸法の基本
というのも、どんな姿勢でやればいいか、意外に書かれていないとわかったからです。
(なお岩波先生のプログラムを受けていないと呼吸法は逆効果になる可能性がありますので、まだ受けていない人は真似をしないほうがいいです)
ゆっくり呼吸法
ベッドに寝そべってやる
もしくはソファーなどにくつろいだ姿勢で。
別に電車の中で座ってやってもよい。
場合によっては立ちながらでも効果が出る。
いかに自分がリラックスするイメージをもてるかが重要。
無理に意識を変容させようとするのは逆効果。
ストレッチをした後、お風呂で体を温めた後などが特に有効。
強い呼吸法
寝てやると効率が悪い。
座ってやるか、立ってやる。
座ってやるにしても、寄りかかるのはよくない。
体に力が入ってもいいから、強く長くリズミカルに吐けると吉。
手の痺れがでると体が反応している証拠。
手の痺れが出なくても意識が変容できる人もいるから、そればっかりにとらわれない。
いかに馬鹿になるか。
吸うことを考えることはない。とにかく「吐く、吐く、吐く」。
きつくても辛くてもそれでも追い込んでいけると、別の段階に進化する。
体が固い人は強い呼吸が吐けないので、ゆっくりの呼吸と組み合わせながらやる。
雑念が多い人に強い呼吸は向いている。
あとは自分を追い込むことができる頑張りやさんにも。
止めて一気に吐き出す呼吸法
高いいすに座ると意識が変容しすぎて頭をぶつけることがあるから、気をつけよう。
息を止める時は体を反り返すとよい。
吐き出す時は柔らかいクッションや布団が前にあるとよい。
できれば我慢できる分だけ息を止め続ける。
これも雑念が多い人に向いている。
息を止める前の強い呼吸の量は自分で判断していいと思う。
○回はいた、○分はいたと杓子定規でやることはない。
この呼吸は自分の脳に条件付けをしやすいため、その後にゆっくり呼吸をするのもよい。
これも一心不乱、おばかさんになってやるのが一番よい。
強い呼吸を吐く時からだが硬いとダメなので、ストレッチをする必要がある人もいる。
体が反り返られる椅子、もしはく床に座ってやるのがよい。
ほかにも中くらいの強さで前へ押し出すように吐き出す呼吸法や、上へ巻き上げるように吐き出す呼吸法もあるけれど、基本はこんな感じです。
ゆっくり目の時に、手と胴体は触れあっていたらダメなのか? 足はくっつけているのか、半開きにするのか? など細かい質問をする人がいますが、そんなことは枝葉のことなので、気にする必要は全くありません。
息を吐き出しやすい態勢なら何でもOK。
細かく気にすることこそ、悩んでいる証拠だし、そのまま言ったら、いつまでも細かい人間でいってしまうので、割り切ってやりましょう!
そういうことに気にしている暇があったら、呼吸法や暗示をやっていた方がいいです。
呼吸法を身につけると一生の宝物です。
そして、岩波先生の力を借りなくても、自力で意識の変容状態になれることは、暗示を入れるときにも役立ちます。
古今東西あらゆる呼吸法があり、心身の問題の解決、向上と役立っていますが、岩波先生のトランス呼吸法ほどダイナミックに意識が変容できる呼吸法はないと思います。
追記:今はもっともっと呼吸が進歩しているので、自分に一番合ったやり方を考えないでただガムシャラにやって下さい。五感をフル活用してやるとさらにパワーアップします。
テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体
岩波先生の言葉 久しぶりの拝読
最近全然更新してませんでした。ちゃんと生きています。
症状も出ないし、快調です。
もう乗り越えることが出来たと断言できるでしょう!
でも惰性の恐ろしさを欠いておきたいです。
岩波先生に惰性に陥るなとよく言われていました。
岩波先生の克服プログラムを受けて良くなった人もたくさんいるでしょうが、
症状がなくなりホッとするのは一時だけにしろと言われました。
先生の考え方は、不安の中にこそ安心がある、
安心の中に安心はなく、不安が忍び寄ってくる、というものです。
詳しくは岩波先生の言葉を読めばよくわかると思います。
完全に不安への耐性がつくまでは、安心を求めてはダメだと言うことです。
惰性に陥ると、昔していた悪い思考のコピーを知らず知らずしてしまう可能性が高いのです。
だから、人生の目標設定を決めて走り続けましょう。
だって一度しかない人生なんだから。
僕もそういう気持ちで日々生きています。
そして、ブログで書くことで、更に自分に言い聞かせています。
だけど、岩波先生はほんとうにいい言葉を言います。
教科書や本からの引用じゃなく、先生の体験から得られた結論だけに説得力がそこいらのカウンセラーとは違います。だからカリスマ性もあるんでしょうね。
それでは
Tag : コミュニケーション能力対人恐怖症会話の格闘術岩波英知先生神経症メンタルヘルスいじめ社会不安障害ドリームアート人間関係
暗示について
岩波's神経症克服プログラムでは、暗示が重要な役割を果たします。
先生による他者暗示も重要ですが、
他者暗示とは自己暗示でもあります。
自己暗示力を強くすれば、神経症の克服だけではなく、これから何をやるにしても、
強くなったり、モチベーションをあげたり、へこたれない自分にすることができます。
いままでは、どこかで絶えず(怖いですよね)マイナス暗示が自分にかかっていたと思います。
暗示は言葉だけの世界じゃなくて、以下に自分が受け取るかと言うことですので、
傷つくことやショックなことがあると、「自分はダメだ」「なんでうまくいかないんだろう。俺だけうまくいかないんだ」なんて勝手に暗示をかけています。
暗示は感情的な状態の時に一番深くかかります。
岩波先生のトランス状態(変性意識・無意識状態、及びその余韻)のとき、まさに感覚的、感情的ですよね。
感情的というのも楽しいとき、悲しいとき、怒りがこみ上げてくるときなどなどあります。
とにかくメンタルブロックが外れて、暗示がかかりやすい状態です。
通ったことがある人ならわかるけれど、まさに暗示がかかっていますよね。
話を戻しますと、マイナス暗示がかかるときって、感情的にショックなとき、悲しいとき、落ち込んでいるときです。
僕の人生を振り返っていても、みなさんの時も思い返していても、悪い感情の時に極端に勝手に暗示にかかって、より生きにくくなっていると思います。
だからプラス暗示においても、知恵の世界ではなく、感覚と感情の世界で聞くことを心がけましょう。だから、よく岩波先生が「バカになった方がいい」といいますが、まさにそのとおりです。
意味をくれぐれも取り間違えないようにしてください。
バカになるとは、一般にいう馬鹿ではなく、見返りを求めず、ただ黙々と一心不乱にそれに取り組むことです。意義を見いだしてはいけません。
よくボクシングバカとか釣りバカとかいいますよね。その意味でのバカですね。
一心不乱になんてできない! 雑念だらけだからという人もいます。雑念だらけでもとにかく暗示を聞きまくるという「バカ」だけはもってください。
バカになるということは、つまり知恵を使っていない状態だから、感情と感覚の世界への道が開き安いんですね。そこで更に自分を追い込んでいけばいいわけです。
ただきれいに取り澄まして、聞くなんてことはやらない方がいいです。
暗示は「思いこみ」でもあるので、強く自分に言い聞かして聞いてください。
強く暗唱したり、環境によって声を出してやってもいいと思います。
リズムに合わせて体や手足を反応させても効果的です。
寝る態勢でやらない方がいいです。
あと、常に暗示に聞いているかな? とチェックしないこと。
そこが小狡い考えが一番発生しやすいところなんですが、「バカになる」のは
ずっと貫いた方がいいです。
「バカになる」ことを覚えたら、かなり生きやすくなりますよ。
頭がいい人、知恵が(病的に)すごく働く人が悩むので、いまさらバカになってもいいですよ!
Tag : コミュニケーション能力対人恐怖症会話の格闘術岩波英知先生神経症メンタルヘルスいじめ社会不安障害ドリームアート人間関係
トランス呼吸法訓練 どんな悪条件の中でも呼吸を続けるとゆーこと
「そうじゃなきゃ、集中できないんだ!」「雑念がどうしても浮かんでしまう!」「気が散って困る!」という考えは神経症で苦しんできた人ならみんな思います。
でも、この地球上で、誰にも邪魔されず、静かな場所って存在するのでしょうか?
これは、神経症を克服するための思考としてとても重要だと僕は思っています。自分の障害となる人や環境を排除しようとしても、まず不可能だと思っていいです。そういう環境を求めようとすればするほど、他人の行動や音、考えに振り回されてしまうからです。完璧な環境を求める人は、仮にそれが達成できたとします。でも、そこに人がやってきたらどうなるでしょうか? いつもより何倍も、その人のことが気になって、集中できなくなります。
「なんで、こっちがいい環境を作ったのに、こいつは邪魔するんだ!」とイライラします。だから、どこまでいい環境を求めようとしても、今度は些細なこと、いままで気にしなかったことでも、異様に気になってしまうのが、神経症の人の真理(心理)だと思います。
隣の部屋の音がうるさい! 家族が入ってきたらどうしよう? もう変な考えばっかり浮かんできて困る! 誰にも邪魔されずにやりたい! 外の車の音がうるさいな~ 救急車の音が邪魔だ! バイクの音が……もうきりがないです!
↑の思考は捨てた方が良かったです。最悪の環境でも、変な考えがたくさん浮かんできても、それでも呼吸をやる!という決意を持ってやってください。
この世には、障害物だらけです。障害物から逃れようとすれば、いっそう何でもなかった障害物にさえ、苦痛を感じるようになります。これは「逃避の姿勢」と岩波英知先生はよく言っていました。逃げて逃げて逃げまくった先は、一時しのぎも逃げ場もなくなることしかないのだと。
「俺はどんな悪い環境でも生きていくぞ。それが俺の日常だからだ!」という思考ですね。
これはどこかのホームページにのっていたと思うけど。
↑見つかりました(DreamArtのホームページで、岩波の言葉・講演集にありました)
雑念やきつい自意識、変な考えが、集中しなくちゃいけない呼吸(暗示やルーツ分析でもそうですが)で浮かんできたらダメだ! と思うこと思考自体、よくないと僕は痛感しました。
ならば「どんな環境の中でもやろう」という考えでいたほうがいいです。すると、いままで苦痛で気になってしょうがなかった障害物の中にいても、それが当たり前になって、苦痛じゃなくなってきたもんです。
この姿勢は、いわゆる「攻めの姿勢」「受け入れの姿勢」で、神経症が治るための非常に重要な思考です!
無菌室で育った人間ほど、外界に出た時、もろいですよね。
強くなるってことは、ばい菌がうごめく中でも、それが普通なんだと受け入れて、生きていくことだと僕は思っています。
そういうことで、呼吸をやる時の思考って、神経症で悩む思考と直結しています。だから、呼吸をおろそかにしないようにしましょう。
あと、呼吸は腹式呼吸とかこだわることはないです。形式からはいると効率が悪い時もありましたから。
メンタルマンでした
呼吸法についてはマッタケさんのサイトにも詳しくやり方、取り組み方が書いています。
神経症征服克服きょーかい
Tag : コミュニケーション能力対人恐怖症会話の格闘術岩波英知先生神経症メンタルヘルスいじめ社会不安障害ドリームアート人間関係
呼吸の重要な役割(深呼吸でもヨガでも禅でも岩波先生のプログラムでも)
でも誰もがしていることだから、みんな軽視してしまっています。
違うんだ、そうじゃないんです。
僕が通った岩波先生の神経症克服プログラムもあがり症克服プログラムも「呼吸」の訓練をします。家でもやるように言われます。それは前のブログに書いたように「体の固さ」「体の柔らかさ」を調節すると共に、意識の変容状態への道を開く役割もあります。暗示が効果が出るには、呼吸が絶対欠かせないわけです。だから努力も必要です。
僕は努力した方です。
そして実際人に緊張しそうな時に、訓練した「呼吸」を使って、不安感や緊張感を和らげたりできました。
禅もヨガもスポーツ選手もみんな「呼吸」をやっています。心と体をコントロールできないから、神経症になったり、悩んでしまうわけなので、是非ともマスターできるように頑張ってください。
いきなりうまく呼吸をやろうというのは甘い考えです。
少ししか呼吸しないで、気持ちいいリラックスした状態になろうなんて人ほど、小ずるい考えを持っていて、理屈と知恵が肥大化している証拠だと思います(はっきりいってしまってごめんなさい)
小ずるい考えというのは、実は悩みを強化してしまう思考なので、神経症克服のためにも、そこを捨てた方がいいと思います。
量をこなせば、どこかでつかめます。
つかめたら、ずっと呼吸ができるようになりました。
気持ちいいからです。この感覚の世界にいたいと思うからです。
だけど、それまではただ「呼吸の垂れ流し」に感じるかもしれませんが、そこは壁だと思って、乗り越えてください。
乗り越えれば「呼吸の威力」がはじめてわかります。
わかれば、緊張や思考のコントロールがしやすくなるので(できれば先生の指導の元ならなおさら)、生活がしやすくなると思いますし、僕はなりました。
呼吸は強い呼吸、弱い呼吸とあって、最初は弱い呼吸、ゆっくりの呼吸をするのがいいです。
マッサージやストレッチをしたり、お風呂に入って体をゆるめてからやると効率がいいと思います。
寝てしまうなら、途中で目覚めるためにタイマーを鳴らして、再開して下さい。
変性意識になると、心地よい世界を実感できます。
あとは、先生のトランス状態誘導のときの感覚をイメージしながら呼吸をするとすごくよかったです。
呼吸は考えているより重要です。
それは僕も思い知ったことです。
テーマ : セラピー&ヒーリング - ジャンル : 心と身体
Tag : コミュニケーション能力対人恐怖症会話の格闘術岩波英知先生神経症メンタルヘルスいじめ社会不安障害ドリームアート人間関係
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