嫌疑恐怖症って知ってますか? 嫌疑恐怖症の体験談と克服の経緯
対人恐怖症、社会不安障害の一種 嫌疑恐怖症
嫌疑恐怖症というものがあります。これが僕が当時対人恐怖症(社会不安障害)で苦しんでいたときに、実際になっていた神経症の一種です。
ですが、自分が嫌疑恐怖症という意識があったわけではなくて、後年「あ、嫌疑恐怖症と言うんだ」と気づかされた感じです。
嫌疑恐怖症とは?
対人恐怖症や視線恐怖症になってしまうと、人がどう自分を思っているのか、自分のことをどういう視線で見ているのかが異常なくらいに気になります。
嫌疑恐怖症は特にお店で、万引きをこいつはしているんじゃないか?と疑われる(嫌疑される)ことを異常に恐れる神経症の一種です。
嫌疑恐怖症は特にお店で、万引きをこいつはしているんじゃないか?と疑われる(嫌疑される)ことを異常に恐れる神経症の一種です。
万引きをしていないのに、店員から、万引きGメンから万引き犯として捕まったらどうしよう。
警察官に、何もやましいことはないのに、職務質問をされたらどうしようとか異常に気になってしまう症状です。
嫌疑恐怖症にかかっていた僕。店員や警官の視線を恐れる
僕も本当にかつて思い当たることがあります。
つねに店員の視線が気になって、変に思われていないか(=万引きを疑われているのではないか)と怯えていました。
つねに店員の視線が気になって、変に思われていないか(=万引きを疑われているのではないか)と怯えていました。
警察官を見てもそうです。
実際に挙動不審に思われたのか、職務質問をされたことがあり、ショックを受けました。
別に何も悪いことをしていなかったのにもかかわらず、極度の緊張状態になり、視線が気になったため、怪しいやつだと思われたのでしょうか。
だから、パトカーが遠くにいても、嫌疑恐怖症が出てしまい、すぐ避けていたものです(それが職務質問をされやすい存在になるわけですが)。
何を悪いことをしていないのに、オドオドする自分。
それを店員や警察官は、オドオドしているのは(視線が気になっているのは)、やましいことがあるかもしれないと嫌疑する。
それを店員や警察官は、オドオドしているのは(視線が気になっているのは)、やましいことがあるかもしれないと嫌疑する。
だから、誰がいない店に入ることも苦痛でした(人がたくさんいても疲れるけれど)。
もしも万引きをしていないのに、万引きGメンや店員に捕まったら、立ち直れないショックを受けるだろうなと不安に思っていました。
幸いそんなことはないにしても。
幸いそんなことはないにしても。
あ、今思い出しましたが、嫌疑恐怖症は、カンニングの嫌疑をかけられることにも恐怖を持っていました。
カンニング嫌疑恐怖症も僕を苦しめました。
カンニングは捕まったら最後、カンニング野郎としてレッテルを貼られます。
カンニング嫌疑恐怖症も僕を苦しめました。
カンニングは捕まったら最後、カンニング野郎としてレッテルを貼られます。
万引きならば盗んだ商品がなければ無事解放されますが(精神的な心の傷はのこるけれど)、カンニングは吊るし上げられたらやばいことです。
だから試験監督の視線にも異常に怯えていたことを思い出しました!
視線恐怖症、対人恐怖症で、嫌疑恐怖症の人はそう考えるとイコールなくらい数がいるんじゃないかと思います。
嫌疑恐怖症も克服できていった体験談
嫌疑恐怖症克服は、別に意識していなかったのですが、社会不安障害がよくなるに連れて、つまり対人恐怖症や視線恐怖症が和らいでいくに連れて、薄らいでいきました。
特に嫌疑恐怖症を克服しようと思っていたわけではありませんが、結局「人は人、自分は自分、他人の視線なんて関係ない」と無意識から思い込めるようになったのが解決原因です。
特に嫌疑恐怖症を克服しようと思っていたわけではありませんが、結局「人は人、自分は自分、他人の視線なんて関係ない」と無意識から思い込めるようになったのが解決原因です。
面白いことに、社会不安障害が解決していくと、万が一万引きとして疑われて、別室に連れて行かれるようなことが起きても、強弁で相手をやりこめるぐらいの自信というかエネルギーがありました。
実際やっていないのだから、怯える必要はないし、疑われたらとことん相手の非を認めさせようというぐらい強気になっていました。
実際やっていないのだから、怯える必要はないし、疑われたらとことん相手の非を認めさせようというぐらい強気になっていました。
どうしよう、やばい、不安だ、恐怖だ、どうしようばかり考えていたら、克服には程遠いものです。
パトカーや街なかで警察官に職務質問をされても、ちゃんと言い返して自分の主張を通すぐらいのパワーが、克服していく過程で出ていたと思います。
まあ、あっちも仕事だからという余裕も一方で出てきました。
ですので、嫌疑恐怖症の克服方法は、イコール対人恐怖症や社会不安障害の克服方法と同じです。
嫌疑恐怖症は枝葉に過ぎません。
嫌疑恐怖症は枝葉に過ぎません。
もっとも根本的な、人に対して緊張する原因、視線が気になり不安だらけになる原因が必ず潜在意識や無意識にあるので、そこからマイナスの感情やトラウマの悪い感情の抑圧を抜くことで、混乱している脳を沈めていきました。
それについてはこちらの僕の克服体験談を読んでください。
下記のリンクに対人恐怖症の克服方法を書いていますが、クリックして進んでください。
下記のリンクに対人恐怖症の克服方法を書いていますが、クリックして進んでください。
人からどう思われても、人生の一番の主役はあなたです!
何もやましいこともしていないのに緊張で挙動不審になることはありません。
挙動不審になっても、別に強く言い返すことです。
なにもやっていないのだから。
挙動不審になっても、別に強く言い返すことです。
なにもやっていないのだから。
最後に痴漢嫌疑恐怖症も怖いですね。
痴漢の冤罪で捕まったら、社会人としての生命は実質終わりますから。
そこは満員電車では決して腕を上げて吊革につかまるとか、男は自衛策が必要です!
痴漢の冤罪で捕まったら、社会人としての生命は実質終わりますから。
そこは満員電車では決して腕を上げて吊革につかまるとか、男は自衛策が必要です!
スポンサーサイト
| ホーム |